お寺の境内は色々な春の花が咲き乱れています。
お彼岸の頃には白木蓮、そして彼岸桜、4月に入ると
ソメイヨシノ、今は桜も散り境内には
小さな花が沢山咲いています。
シャガ、花にら、山吹、雪やなぎ、こぶし
そして写真の雲南黄梅
4月8日はお釈迦様のお誕生をお祝いする
花祭りです。
今年は2日ほど早く、日曜日にお祭りをしました。
お釈迦さまとはどんな人だったのでしょうか?
お経には
世尊は慧の灯明なり
我授記の音を聞きたてまつりて
心に歓喜充満せること
甘露をもって灌がるるが如し
とあります。(妙法蓮華経授学無学人記品第九)
甘露をもってそそがれる
誕生仏に甘茶がそそがれるのは
お釈迦様の誕生を祝って天にいる龍神が甘い雨を降らせ
産湯のかわりにしたという故事によるのですが
お経にもこのように出ているのです。
甘露とは末法の今の時代には
まさに南無妙方蓮華経のお題目であり
お題目を受持することが大切です。