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2016年03月16日(水)

独来独去

 「独り来たり、独り去り、一の随う者なし」

生まれてくる時はひとりだった。

死んでいく時もひとりでいく。

誰一人一緒にいるものはいない

これは「大無量寿経」の一節だそうだが

本当にそうだろうか。

生まれてくる時には必ずその場にいた人がいる。

母親である。

独来という言葉は不可能な事である。

お経というものは前後を確認して読まないと

意味を間違えるものだ。


それから3月11日の津波の事だ。

あの時は、たまたま居合わせた人や

学校で、職場で

多くの人の命が一緒に奪われた。

人間は一人で死んでいかねばならない宿命をもっているが

道連れがいた事をせめてもの幸いと受け止めるかどうか?

今日もまた

多くの命が生まれ

多くの命が終わっている事だろう。

ネットで知った本が今日届いた。

こんなにいい本を知らなかった。



1月14日 「死ぬいのちをかかえて」

生きているということは

死ぬいのちをかかえているということ

東井 義雄「一日 一言」より





2016/03/16 16:22 | 仏教全般お経の解説など | コメント(0)

2016年03月13日(日)

一周忌を小祥忌ともいいます

昨年新しくお墓を建てたお檀家さまの
一周忌がありました。

このお寺の檀家の子供でした。

墓地を使用しているのは兄一家。

墓地を以前から購入していたのではなく

ご主人が亡くなられたのをきっかけに
兄一家の隣に墓地を購入されたのです。

本家すじの家はお寺の檀家として長年つとめている家です。

過去帳をさかのぼってみると、享保年間がご命日の方がおられます。

お寺は元禄16年に震災があり、全壊しました。

当時すでにお檀家さまだったご先祖さまも

さぞや、ご苦労の連続だった事でしょう。

今日は木蓮の花も満開でそろそろ散り始めるようです。

時の過ぎる事の早さに、季節の移ろいを見て感じいりました。


2016/03/13 20:21 | 仏教全般お経の解説など | コメント(0)

2016年03月12日(土)

五年の月日は過ぎたが、悲しみが癒える事はない。

 日蓮大聖人のお言葉 「諸法実相抄」

「鳥と虫とは鳴けども、なみだおちず。
日蓮は泣かねども
なみだひまなし」

相田みつをさんは
平易な言葉で表現された

「だれにだってあるんだよ、
ひとにはいえない
かなしみが
ただ だまっているだけなんだよ、
いえばぐちになるから」

東日本大震災当時のビデオを見ると
鮮やかにあの時の不安や恐怖がよみがえってくる。

あの頃、他人の不幸を見て面白がっているようで
しばらくテレビを見るのが嫌になってしまった。

実際最近のテレビ番組表を見ると
特別編成というのか
長時間の番組が多く
いつまでもだらだらと
うちわ受けする話題で
タレントとか女優とかお笑いとかの人気者が
その場しのぎの勝手なおしゃべりをする番組が多すぎる

防災の番組もこの時期は多少増えるが
普段の備えが大切だ
もっと為になる番組制作をしてもらいたい。








2016/03/12 16:09 | 備忘録 | コメント(0) | トラックバック(1)

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2016年03月10日(木)

日蓮宗のご守護神さま信仰について

お寺の中では色々なご守護神さまをおまつりしています。
これは日蓮大聖人さまのご一生の中で感得された
ご守護神さまとのご縁が今現在も引き継がれているからに他なりません。

池上本門寺では毎月「池上」という教誌を発行されています。
教誌の冒頭には「池上抄」と題して菅野貫首さまの法話が載せられています。
もう第6話になりました。

池上抄6「池上のご守護神さま」を読む

うちのお寺には大黒天さまがまつられていますので
皆さまに是非一度この文章を読んでお聞かせしたいと思いました。


2016/03/10 14:38 | 仏教全般お経の解説など | コメント(0)

2016年03月09日(水)

宮澤章二の詩集が届く

 AC公共広告機構のテレビで気になった言葉
「行為の意味」という本になっていると知って
検索してみた。

amazonで「もったいない本舗」の出品を知る。
カードで買い物をする事には抵抗がある。
しかもネットで買い物をする事はもっと抵抗がある。

どこの誰かしらない所から品物はすぐに送られてくる。

便利になったものだが、少しさびしい。
本屋の背の高い本棚を探して自分の目的の一冊を探し出す
そういう喜びがない。

本との出会い方には
たまたま入った本屋の店先で
行き当たりばったりで
タイトル、著者名、装丁、そういう全体で
中身は知らずにムードで買うというのもいいものだ。

それにしてもいい本と出合った。
行為の意味という
少し硬い表現に思えるタイトルだが

詩人の言葉に自分と同じ思いをみて
思わずうなずいたり、感心したり。
もっと早くに詩集を読みたかった。
ジングルベルもこの人の作詞だったとは。

2016/03/09 16:32 | 備忘録 | コメント(0)

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