2014年09月16日(火)

お経の解説はじめます。

 佐々木淑文さんとお経を読みとくシリーズ


第一回目は北齊の曇摩伽陀耶舎の訳


無量義経(むりょうぎきょう)(開経)の中から


特に私が感動した部分なのですが


十功徳品第三(じゅっくどくほんだいさん)


より船師章と呼ばれている部分です。 

 
(おきょうのよみかた)は私がふりがなしました。


「解説」は友人である佐々木淑文さんの現代語訳です。超訳シリーズです。

 


中略


善男子、第三に此の経の不思議の功徳力とは

(ぜんなんし、だいさんにこのきょうのふしぎのくどくりきとは)

「良家の子息よ、第三のこの経の不思議な功徳の力とは、」

 

若し衆生有って是の経を聞くことを得て、

(もししゅじょうあって このきょうをきくことをえて)

「もし人々がこの経を聞くことが出来て、」

 

若しは一転

(もしはいってん)

「もう一度繰り返したり、」

 

若しは一偈乃至一句もせば、

(もしはいちげないしいっくもせば)

「四句の塊や一句だけでも憶えたとすれば、」

 

百千万億の義に通達しおわって

(ひゃくせんまんのくのぎにつうだつしおわって)

「無限に匹敵する教えに通達することが出来て、」

 

煩悩有りと雖も無きが如く

(ぼんのうありといえどもなきがごとく)

「煩悩の中に在りながら煩悩に捉われず、」

 

生死に出入するとも怖畏の想(おもい)なけん

(しょうじにしゅつにゅうするともふいのおもいなけん)

「生死の中に在っても畏れなく進むことが可能である。」

 

諸々の衆生に於いて憐敃の心を生じ

(もろもろのしゅじょうにおいてれんみんのこころをしょうじ)

「共に歩む人々に思いやりを持って接し、」

 

一切の法に於いて勇健の想いを得ん

(いっさいのほうにおいてゆうごんのおもいをえん)

「一切の行動を勇気を持って行えるだろう。」

 

壮んなる力士の、諸有の重き者を能く担い持つが如く

(さかんなるりきしの、しょうのおもきものをよくにないもつがごとく)

「健康な格闘技者が、重い荷物を難無く持つように、」

 

是の持経の人も亦復是の如し

(このじきょうのひともまたまたかくのごとし)

能く無上菩提の重き宝を荷ない、

(よくむじょうぼだいのおもきたからをにない)

衆生を担負して生死の道を出す

(しゅじょうをたんぶしてしょうじのみちをいだす)

「人々の苦を替りに荷って人生を進めるだろう。」

以下次回に続く

2014/09/16 20:22 | 仏教全般お経の解説など | コメント(0) | トラックバック(11)

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